年賀状とは?
旧年中のお礼と、新年からの新たなお付き合いをお願いする旨をお伝えする挨拶状です。
誰に出すの?
年賀状は、もともと年賀のご挨拶に行けない遠方の方に送る挨拶状でしたが、今では、身近なお友だちや、常日頃お世話になっている方、ご無沙汰している方まで、どんな間柄の人にも贈れる「挨拶状」です。
いつまでに出すの?
一般に「松の内」といわれる元旦から7日までの間に届けるものです(地域によっては15日まで)。
7日を過ぎてしまったら、2月4日ごろ(立春)までに「寒中見舞い」を出すとよいでしょう。
年賀状の受付が開始される12月15日から12月25日までに出せば元旦に届くようです。
賀詞の種類と選び方
「寿」「福」や「賀正」「迎春」などは、本来は目上から目下に向けて使うものです。目下というと悪い印象ですが、後輩やごく親しい間柄の相手向けの賀詞といえます。
「謹賀新年」は謹んで新年をお祝いしますという意味で丁寧な賀詞です。
「あけましておめでとうございます」は、どんな人にも使えます。
賀 詞 | 相 手 |
寿、福、賀、春、禧 など | 目下の人、親しい人向け |
賀正、迎春、新春 寿春、頌春など | 目下の人、親しい人向け |
謹賀新年、恭賀新春、敬頌新禧など | 目上の人向け |
あけましておめでとうございます | どなたにもOK |
喪中とは
近親者が亡くなったとき、その死を追悼し、魂を鎮(しず)めるため、生活を慎み、派手なことや慶事ことを避ける「喪に服する」という風習は、世界各国にあります。
その「喪に服する」=「服喪」の期間を「喪中」といいます。
喪中欠礼はがきは、自分が毎年年賀状を送っている相手に対して出します。
先方(受け取る相手)が年賀状の準備をする前に出すものですから、12月の上旬までには届くことが望ましいですが、12月に入って急に不幸があったような場合には例外です。
ただし、喪中はがきは、何が何でも年内に出さなければいけないという決まりはありません。
12月中旬、年賀状投函受付期間が始まると、年賀状を投函してしまったあとに喪中はがきが届くことで「アレッ、年賀状出しちゃったけど、どうしよう」と、先方にかえって気を使わせてしまうという事もあるようです。そういった事を避けるために、年の瀬になってしまった場合は慌てずに、年明け(松の内過ぎ)に届くように「寒中見舞い」として、お年始状を頂いたお礼をかねて、喪中で新年の挨拶を遠慮した旨を書いたお知らせはがきを出すという方法もあります。
喪中に年賀状をいただいた場合は?
連絡が行き届かなかったために年賀状をもらった場合は、事務的、ビジネスとしてのやり取りだけでない場合は、寒中見舞いとして出します。
寒中見舞いは、遅くとも節分前には先方に届くように出します。節分を過ぎる場合は余寒見舞いとなります。
故人宛の年賀状が届いた場合は、お年始状を頂いたお礼と、本人が亡くなった旨、また連絡が行き届かなかったお詫びなどを書いて死亡報告の挨拶状を出すと良いでしょう。
喪中による年賀欠礼はがき、寒中見舞いはがき、も承ります。
死亡報告はがきの印刷は随時承っております。
喪中はがき・寒中見舞いはがきなら「良いあいさつ状.com」